【児童指導員】私が放デイに転職したきっかけと経緯

放デイについて

みなさんこんにちは!

寒いですね~、暖かいところでブログ読んでくださいね😊

今回の話題は、私がこの仕事に転職したきっかけと経緯についてのお話です。

どうして私が転職先に放デイを選んだのか、転職活動でやったこととやればよかったことをお話ししたいと思います。転職を考えている方、転職活動中の方、福祉に興味がある方、自分の興味関心が何なのか模索中の方などにおすすめです。

そもそも放課後等デイサービス自体を知らなかった

実は前職で働くまで放デイという施設の存在すら知りませんでした…笑

私の前職は小学校教員でした。当時担任をしていた学級の子どもたちは、ほとんど学童に通っていて、その中でも放デイに通っている子どもは数人いました。先生がお迎えに来てくれる学童があるんだなあ、と思っていましたが、実はそれが放デイの児童指導員の先生だったのです。

保護者の方にその施設でどんなことをしているのか聞くと、それぞれ「大きな立体迷路を組み立ててきたみたいです」とか、「運動が苦手なのでダンスとか器械体操とかを習わせています」とか、「宿題だけ見てもらっています」など様々…。当時は学童との違いを理解していなかったので、今は色々な学童があるんだな、と思っていたのですが、今思い返すとそこに通っている子どもたちはいずれも特別支援委員会で名前が挙がる子たちだったなと、少しずつつながってきています。

転職を決意したときに勧められたのが放デイ

教員のハードワークについて行けずに休職し、1年数ヶ月経った頃に退職を決意しました。

子どもたちに対しては悔いばかりが残ったので、別な角度からまた子どもたちと関わりたいという思いがあり、教育や子どもと関わる仕事を探すことにしました。かつ、朝が苦手だった私は、始業時刻が遅い仕事を探すことに。そんな条件とマッチしたのが放課後等デイサービスでした。どんな仕事をしているのか気になって調べたところ、学校が終わって放課後から主な業務が始まるようでした。

詳しく調べてみると、小学生に対して宿題を教えたり、運動やSST(ソーシャルスキルトレーニング)で授業のように子どもたちに身体の使い方を教えたり、気持ちのコントロールやルールを守ることなど、学校生活に必要なことを教えたりするらしい。自分の専門性にも合っているしいいんじゃない?

とにかく社会復帰したい体調を回復させながら無理なく働きたい、という条件にマッチし、さらに自分の専門性が生かせる仕事ということで放デイで働こうと決めました。

初就活!やってよかったこと

ハローワークの「6番窓口」

私の場合は就職活動にハローワークを利用していました。ハローワークには「6番窓口」という窓口があり、障害者や精神疾患がある方向けの職業相談窓口があります。私は、自分が置かれている状況を理解してくれるような会社があればと思い利用していました。特に障害者雇用というわけではなくても、他の窓口と併用することができるので利用していました。窓口の方が優しく話しかけてくれるので涙が出そうになりました😂

本を読んで自己分析し、職業選びに役立てた

条件が合っているとはいえ、本当に自分が得意なことやできること、好きなことなのかと言われればそうとも限りません。私は、大4で教員採用試験を受けたのでみんながやってきた就活というものをしたことがなく、その中できちんと自己分析しなかった結果が前職の退職だったのではと考えました。自分のことを改めて分析しようと思ったときに活用した本があります。

「『やりたいことの見つけ方』/八木仁平 著」という本です。

この本では、3つの視点で自己分析をしていきます。色々な質問に沿って答えていくことで本当に自分がやりたいことを見つけていくためのワークが詰まっています。

就活中に書店で見つけて読んでみましたが、自分の過去を振り返りながら一つ一つ分析していく過程が楽しかったです!また、自分だけではなくて周りの人に自分について質問して見るのも面白かったです。

就活に見学は必須!

実際に条件に合う施設2カ所に見学に行きました。どんなことをしているのか、どんな人が働いているのか、雰囲気を見て感じることで実際に働いている自分を想像しやすいと思います。働き始めてからもっと数多くの放デイを見学すればよかったなあと思っています。5カ所くらい見ると大体雰囲気が分かると思います。

見学に行った際には、そこで働く指導員、将来一緒に働くことになるかもしれない人たちの様子をよく見てほしいなと思います☆

実際に私が見学に行った施設の中には、見た目や声の大きさから正直「ちょっと違うなぁ…」と思ってしまったところもありました。単純に、私が入職したら場違い感が出てしまうなと思ったのです💦

また、その施設でどんな人が働いているのかは、その放デイを利用しようと考えている保護者の方もよく見られる部分なのかなと思います。働きながら痛感していますが、やはり支援の最前線の児童指導員の先生の雰囲気ってすごく大事です!

私の場合、指導員の雰囲気がよく、特に教室長と話をしたときにしっくりくるような感じがしたことが決め手でした。入職後に自分の事情を気軽に話せるかというのも大事だったように思います。

私が放デイで楽しく働けている理由

自分にとって働きやすい人の特徴が分かったから

私は今の職場で働いてから分かったことがあります。それは、自分の年齢と近い人と働く方が合っているということです。

年齢が離れているからダメ、と言うのではなく、時代に合った柔軟な考え方をされるような方と仕事がしやすいなと感じています。

見学の段階で分かることは限られていると思いますので、働いてから自分にあった働き方や自分のスタイルを見つけられることもあると思います。また、時間が経って慣れてくると見えてきてしまう部分もありますよね💦

まずは試用期間中に自分にとっての働きやすさを吟味して、このまま働き続けられそうか考えながら働いてみるというのも一つの手だと思います。

また、若い人が多いから未熟、とも限らないと思っています。実際に私が働く放デイには20代の先生が多いです。若さゆえに豊かな発想が日々の療育活動に大いに生かされていると思っています。

ベテランの教室長の経験や知識を取り入れつつ、新しい発想や動きのある、みんなにとって居心地のよい施設だと自負しています😊

勉強しがいのある分野だから

同じ小学生を相手にしている仕事でも教育と福祉では専門性が重なる部分もありますが、障害や施設の構造について全く知らないことがたくさんありました。

興味があったり面白そうだと思ったりしたことは、全く知らない分野でも自然と学んでいくことができると思います。さらに現場で見た物をきっかけにして本で学んだりセミナーを受講したりすると学びが深まると感じています。

さいごに

そろそろ次の学年に向けて新しい習い事を考え始めたり、転職しやすい時期なので、まさにチャンスの多い時期だと個人的には思っています☆

こちらのブログでも引き続き放デイの魅力について発信し続けたいと思いますので、シェア等よろしくお願いいたします(゚゚)(。。)ペコッ

今日も心に太陽を☀

タイトルとURLをコピーしました