こんにちは!ミントです🌱
いよいよ子どもたちが待ちに待った夏休みですね☀
約1か月ほどの長期休暇の放デイは1年の中でも特に忙しい時期です💦
コロナ禍も緩和されて、今年こそはいろいろなところにお出かけしたいですよね。
「普段なかなかできない体験や経験をして、楽しい思い出を作ってほしい…!」
このような思いで、放デイの指導員の先生方は既に準備に取り掛かっていると思います💦
しかし、いざどんなことをすればよいか分からずにお困りの先生方も多いのではないでしょうか?
「同じ活動の繰り返しになって子どもたちが飽きてしまうのでは…」
「準備に手間がかかって大変…」
とお悩みではありませんか?
そんな皆さんに、おすすめの夏休みの活動について実際にやってみて子どもたちの反応が良かった活動をご紹介したいと思います。
実際に去年の夏休みに実施した活動の中で子どもたちが、
「楽しかった!」
「またやりたい!」
と話していた活動がいくつかありました。
各事業所さんの規模や環境に応じてアレンジしてくださいね。
今回の記事を読めば、
・長い夏休みに子どもたちが楽しめる活動プログラムを1から考える手間が省け、
・子どもたちが毎日楽しめる活動を計画に取り入れる
ことができます。
ぜひ参考にしていただき、療育活動に役立ててください😊
放デイの夏休みにおすすめの活動5選
体育館を借りて遊ぶ
お近くの体育館や学習センターの運動室を借りて、室内で思いっきり遊ぶのがおすすめです。
普段は教室の中で遊ぶこと多いと思いますが、施設によっては天井が低かったり広いスペースを確保できなかったりすることもあると思います。
子どもたちにとって運動は、ストレス発散になったり粗大運動の訓練になったりするので、ある程度広いスペースでできると嬉しいですよね😊
体育館にはバスケットゴールなどの設備やボールなどの貸し出しもありますので、普段できない遊びや運動が自由にできます。
体育館や学習センターの運動室を借りるには、事前に予約することが必要な場合が多いです。
自治体にもよりますが直前だと空きがないこともあるので、1カ月以上前から予約することをお勧めします!
長い夏休みの中で何日か予約してみると活動カレンダーを埋められるのでおすすめです。
天井が高いとバドミントンでシャトルを思いっきり飛ばすことができたり、広いコートでドッジボールをしたりできるのでのびのび遊べますね!
ぜひお早めにお近くの体育館や運動室を予約してみてくださいね!
流しそうめん大会
暑い夏におすすめなのは「流しそうめん大会」です!
昨年、教室で2日間実施したところ大好評でした😲
暑い日が続いて夏バテ気味になると食欲も落ちてきてしまいますよね…。
さらに熱中症のリスクも高まります。
手軽に用意できて冷たいそうめんはやはり理にかなっていると言えます!
私が働く放デイで実際に行った流しそうめんのセットは手作りでした(笑)
2Lのペットボトルを縦半分に切って樋のようにつなぎ合わせました。
そして棚や椅子など教室にあるもので段差を作り、樋を置いてタコ糸で安定させました。
教室の軒下に設置して、ホースで水道から水を流して、あとはそうめんを流すだけです☆彡
これはぜひ準備段階から子どもたちに手伝ってもらうと良いですね。
子どもたちは流しそうめんのために張り切ってやってくれます!
冷たいそうめんをたくさん食べて、夏を乗り切りましょう!
少し遠いところに遊びに行く
普段の休日には少し遠いところにある市外の遊び場や施設に行くのもおすすめです!
普段なかなか気軽に遊びに連れていけないところに遊びに行くことで、特別感があり、貴重な体験となって思い出に残りやすくなります。
例えば、工場見学や大きめの公園などです。
工場見学はコロナウイルスの影響でしばらく休止していた企業も多いと思われますが、少しずつ緩和されてきているところもあります。
事前の団体予約が必要な場合もありますので、自治体や施設に問い合わせてみてください。
少しの遠出はきっと特別な思い出になりますよ😊
実験
家庭で簡単にできる実験は夏休みにおすすめです。
夏休みの自由研究の題材にもなりますし、実験の観察など普段じっくりできないことに取り組めるからです。
例えば、スライムやスーパーボール、空気砲、静電気などを用いた実験です。
スライムは子どもたちみんな大好きで、触感を楽しんだり好きな形を作ったり、違う色のスライムを混ぜたりして遊んでいます😊
夏休みの自由研究の参考書も本屋さんに並び始めていますので、教室に数冊あると子どもたちの知的好奇心を刺激することができると思います。
また、題材はインターネット上やSNS等の動画などでたくさん紹介されているので、ぜひ調べてみてください!
以下にいくつか参考サイトのURLを示しますので是非ご覧くださいね。
材料などで洗剤や特別な溶液を使用する場合は、取り扱いに注意し安全を確保するようにしてください。
実験にハマるお子さんが続出すること間違いなしです!
夏祭り
夏といえば夏祭りではないでしょうか!!(圧)
去年や一昨年はコロナ禍で夏祭りが中止になるなどして夏祭りを楽しめなかった子どもたちに、放デイの教室内で夏祭りを行いました。
例えば、的あてやくじ引き、水風船釣り、お面などを出店したり、
焼き鳥やフランクフルト、綿あめ、フロートなどの食べ物の屋台も出店したりしました。
何を屋台として出店するかは、子どもたちに事前アンケートを取って決めました。
そして、子どもたちと数日前から夏祭りの準備を始めて、お面を作ったり、お店の看板を作ったり、教室内の飾りつけをしたりします。
子どもたちは準備の段階から楽しそうに製作をしていました😊
屋台を利用する時には、仮のお金で取引をしてお金の計算も学びます。
仮のお金は、百円ショップで売っているものでも、厚紙などで作ったものでも大丈夫です◎
決められた金額の中でお買い物をすることは、計画性や計算の力を伸ばすことにつながります。
また、お客さんとしてだけでなくお店屋さんの立場になることで就労体験にもつながるはずです。
自分たちで準備した夏祭りは、子どもたちも指導員もみんなで楽しみたいという願いが込められた思い出深い行事になります。
ぜひ、子どもたちを大いに巻き込んで夏祭りを開催してみて下さいね☆
放デイの夏休み活動の準備の手間を省くアイデア
ここまでご紹介したアイデアを実現するためには、時間や手間がかかりますよね。
子どもたちを楽しませつつ、できるだけ簡単に準備や進行をしたいものです。
そんな皆さんに、放デイの夏休み活動の準備の手間を省く3つのアイデアを提案したいと思います!
子どもたちを巻き込む
準備に時間や手間がかかる企画は、子どもたちに準備を手伝ってもらい、それ自体を活動プログラムに組み込みます。
子どもたちでもできることはたくさんあります。
自分で作った物が活動に取り上げられたら嬉しいですし、自信になると思います。
また、「みんなで作った」という事は、自分が集団の一部として役に立っていると感じる経験にもなると思います。
たとえば、先ほど取り上げたように1日使って流しそうめんや夏祭りの準備をするというのはいかがでしょうか。
自分たちで準備をすると主体的に行動でき、楽しさが倍増すると思います!
どんどん子どもたちを巻き込んでいきましょう!
早めに着手する
「早めに着手する」というのが一番シンプルでもなかなか難しいと思います。
まだまだ先だと思っているとあっという間に本番が来てしまいますよね💦
とにかく早く始めるに越したことはないですし、何か足りない物が出てきた時にも対応できます。
明日からと言わず、ぜひ今日から始めましょう♪
指導員同士のチームワークを生かす
指導員同士の協力なしに活動は成立しないといっても過言ではないほど、チームワークが大切です☆
一人で考え準備するだけではなく、指導員同士で進捗状況を共有しながら準備を進めるとスピードアップします。
さらに、自分一人ではアイデアに限界がありますが、2人以上で知恵を出し合えばアイデアの可能性が広がります。
得意分野をもつ指導員にはその場面を任せることで効率化を図れますので、他の指導員の強みや得意なことを把握していると楽です。
得意分野は普段の会話や仕事ぶりを見ることで理解しやすくなります。
同時に自分の強みも他の指導員に知ってもらうことも大切です。
普段からコミュニケーションを密に取り合って、夏休みの活動で発揮してみてください!
放デイの夏休み活動を実施する上で考えるべきこと
夏休み期間中だけでなく、普段の活動においても活動中に気をつけることや意識することがいくつかあります。
ここでは3つ取り上げますので一つ一つ確認しましょう。
安全を確保する
子どもたちや指導員の安全を確保することが最も大事だと思います。
普段から安全面に関しては気をつけていると思いますが、夏という季節ならではの危険もあります。
例えば、プールなどの水の事故、虫や生き物とふれあう中でのケガ、熱中症などが挙げられます。
また、自由研究などの実験で使う物も取り扱いに注意しなければいけません。
よく分からずに口に入れて確かめようとするお子さんもいると思いますので、注意しましょう。
せっかくの楽しい活動が悲劇とならないよう、私たち指導員は常に子どもたちの様子を観察し、安全が確保された安心して遊べる環境を作る必要があります。
指導員の数を十分に確保し、見きれない場合は子どもの申し込み人数を制限したり、場所や予定を変更したりすることも視野に入れてほしいと思います。
また、指導員の先生も子ども同様に体調管理に気をつけながら活動の運営にあたってくださいね。
お金の取り扱いに注意する
外部の施設やイベントに遊びに行く際に入場料や利用料などお金がかかる機会が増えます。
金銭の管理をきちんと行うことは事業所の信頼性にも関わることですので徹底しましょう。
特に保護者の方から預かったお金を子どもたちにもたせる場面は要注意です。
あらかじめ財布にいくら入っているのか子どもと一緒に確認したり、財布を一括で預かったり、お金の管理をするスタッフを固定したりしましょう。
また、何にいくら使ったのかメモをしながら子どもと一緒に確認するのも良いかもしれません。
金銭トラブルにも気をつけて、イベントを思いっきり楽しみましょう!
指導員も一緒に楽しむ
上記のことに気をつけながら活動を進めていくと、指導員の先生もイライラしたり気を張り詰めたりしてしまうこともあります。
ここで大切なのが、何よりも先生が楽しむことです!
指導員の先生がいつもニコニコと楽しそうにしていると、雰囲気が明るくなって子どもたちも元気に気を遣わずに活動を楽しめます。
どんなときもトラブルやハプニングはつきものです。
トラブルを未然に防ぐ工夫をしても完璧に活動を終えることは難しいと思っています💦
お子さんがゲームに勝てずに癇癪を起こしてしまったり、物を壊してしまったり、体調が悪くなってしまったり、そんな時は誰でも焦りますよね💦
指導員の先生が落ち着いて気丈に振る舞うことで子どもたちは安心して過ごせます。
ただ、どうしても抱えきれない時は他の先生を頼って助けを求めてくださいね。
どうしたらいいか分からなくなったら「ははは~」と、とりあえず声に出してみましょう笑
私はよくやります笑
ハプニングを含めて楽しめたらいいですね😊
まとめ
今回は、おすすめの夏休みの活動について実際にやってみて子どもたちの反応が良かった活動をご紹介しました!
おすすめの夏休み活動のアイデアは次の5つです。
・体育館を借りて遊ぶ
・流しそうめん大会
・少し遠いところに遊びに行く
・実験
・夏祭り
具体的な活動の内容や準備についても説明しました。
また、活動の準備の手間を省くアイデアも3つほどご紹介しました。
・子どもたちを巻き込む
・早めに着手する
・指導員同士のチームワークを生かす
苦手なことは他の指導員に頼ったり相談したりして準備を進めましょう。
さらに、夏休みに限らず放課後等デイサービスの療育活動を実施する上で考えるべきことについてもまとめました。
・安全を確保する
・お金の取り扱いに注意する
・指導員も一緒に楽しむ
個人的には、最後の「指導員も一緒に楽しむ」がおすすめです!!
夏が嫌いな方もいらっしゃると思いますので無理せずですが、せっかくの夏休みですから大人も思いっきり楽しみましょう☆
それでは、今日も心に太陽を☀